老人性痴呆症(認知症)について
痴呆症(老人性痴呆)は、日本では高齢者の6%程度が該当しており、脳梗塞などによって起こる脳血管性痴呆と、脳の働きが衰えていって痴呆になるアルツハイマー型の2つがあります。 痴呆症という名称は、偏見や差別を助長しかねないとして最近は使われなくなり、2004年に厚生労働省によって改称された「認知症」が新しい名称となっています。 ちなみに、有吉佐和子著の『恍惚の人』は痴呆症老人の介護問題に一石を投じる名作。最近では、若年性アルツハイマー病のストーリー『明日の記憶』が、渡辺謙主演で映画化もされています。 痴呆老人の介護問題は、高齢化社会が猛スピードで進む中、社会全体で取り組むべき重要な課題となっています。
痴呆症(老人性痴呆)とは、高齢者に起こる、いわゆるボケの症状を呈する病気のことです。 脳の血管障害や脳梗塞などによって起こる老人性痴呆がもっとも多く、これは脳血管性痴呆と呼ばれます。次に多いのは、加齢によって脳の働きが衰えて痴呆になるアルツハイマー型痴呆症です。 痴呆症の症状は、物忘れがひどくなることから始まり、症状が悪化すると、自分はだれか、食事はしたか、1時間前に何をしたかさえも思い出せなくなったりします。 高齢化社会にともなって痴呆症の患者数が増える一方で、原因の解明や治療法の研究はまだ遅れており、介護する家族の負担の問題、受入施設の整備の問題などが急務となっています。 ちなみに、痴呆症という名称は、偏見や差別を助長しかねないとして最近は使われなくなり、「認知症」が新しい呼称となっています。
介護車両・電動スクーター
最近では痴呆症と診断された人を支える動きも始まり、患者が自分で将来の人生計画を決定する仕組みも整備されてきています。 痴呆症になっても安心して暮らせる社会をつくることが必要です。 患者自身が患者会を組織したり、社会に向けて発言したりする動きもあります。 痴呆症の早期診断・発見が進むようになると、まわりの支援が大事になります。
アルツハイマー病と診断された時にどう受け止めればいいのか。 身体の健康を保つためにどうしたらいいのか。 配偶者や子どもに何と伝えればいいのか、考えておかなければいけない将来の計画など、自分や家族のためにすることを知りましょう。 自分自身の将来を決めるために、知っておきたいのが、成年後見制度です。
成年後見制度は、痴呆症になって判断能力が落ちた時に、家族や専門家が後見人などになり、財産の維持、管理などをする制度です。 悪徳商法の契約を取り消したり、本人の財産を活用して入院費用を払ったりすることもできます。 元気なうちから自分で後見人を決める「任意後見制度」と、家庭裁判所に申し立てて後見人などを選ぶ「法定後見制度」があります。
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